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はちみつに救われた体験から
養蜂業にたずさわる決意をしました。

私の祖父が若い頃、体が弱く肺結核を患っていました。
その頃祖父の体を思い、「蜂箱」をお見舞いに下さった方があったそうです。
このミツバチが集めてきたはちみつやローヤルゼリーを食べたおかげで
「健康になれた」と小さい頃から話して聞かされました。
また、父は菓子職人になりたかったそうなのですが、自転車で転んだ際に
ひどく足を痛めたことがありました。
そこで蜂針療法を施したところ、足の怪我が回復したそうです。
それがきっかけで心機一転、養蜂業にたずさわる決意をしました。
最近は輸入のはちみつが多く出回っていますが、私たちは富山県を中心に国内で蜜を集めています。
花畑が少なくなったのでハチミツを採取することが大変難しくなっているのが現状ですが、
やはり自分たちの手で品質を管理することが何より大切なことだと思っています。
皆さんから「おいしいね」、「本当のハチミツの味がする」と
言っていただける事が何よりも嬉しいですから。