ちょっと前の事なんですがね。
実は、私、体調を崩しておった時期がございまして。
数日、寝込んでおったのでござります。
ひとまず、吐き気、それから、発熱、そいで下痢?と。
まぁよく3拍子揃ったもんでございまして。
吐き気はすぐにおさまったんですが、熱が下がらなくってですね。
とってもだるい。
子どもの頃は38度なんて平気で遊んでいた気がするんですが…。
特に頭痛がヒドイ。
目を開けるだけでも軽い痛みが走るカンジ。
食欲ゼロなので、スポーツドリンクを一生懸命飲んですごしていたのですが、
ほんと、熱が下がらなかったんです。
お医者さん行って、みて頂いたんですが、
「え~と、脱水症状おこしてますね。」
「これ、体に水分ないから熱も下がりませんね。」
「時間あるんだったら、すぐ点滴して体に直接水分を入れましょう。」
「あと、こんな時こそ、蜂蜜がいいんではないですかね?」
って、事でね、この時は、いくら水分を飲んでも、ほとんど体を素通りして
外に出てますね、ってな状態だったらしいです。
(あまり詳しく書きませんが、尿がほとんど出ず、大腸がほとんど機能してないっぽかったです。)
え~200%、下の坊っちゃま(1歳)から頂いた次第なんですけど。
なんか保育園で大々的に流行しておられましたそうでね。
まんまと親まで頂いたんですな、これが。
久しぶりにエラい目にあったんですけど。
まぁ、おかげさまで、点滴&蜂蜜のおかげで回復いたしました。
(あ、一応、回復後もしばらくは、蜂蜜瓶詰めとか自粛しておりましたので、ご安心を)
まぁ、そんな状態だったんで調子が悪くなった当日は、自宅に帰らず、実家に泊まる
つもりだったんです。
そしたら、8時くらいでしょうかね、電話がかかってきまして。
うちの奥さんからなんですけど、なんか、げらげら笑ってるんです。
人がくたばりかけてんのに、な~にがそんなにオカシイの?
って思って、電話にでたんですけど、
「あはははは、ねぇ、帰ってこれない?」
は?
つい2時間くらい前には、
「他にうつったら大変だから、絶対帰ってこなくていいからね!!」
とか、アナタ、人を病原菌のように言ってたハズですよねぇ。
「いや、なんか、突然お兄ちゃんが泣きだしちゃって、あははは。」
「ほんと、今まで楽しくお風呂とか入ってたのに、急に、パパは?って。」
「もう、そこから、突然、おお泣きし始めちゃって、おかしくって。」
いやいや、何がおかしいんだい?
「いま、電話代わるから。」
すると、受話器の向こうからは、
ヴええええん!!
もう、イキナリ絶叫が(笑)。
これがまた、頭痛の頭に響くこと響くこと(汗)。
「ばば、はやぐがえってぎでぇええ」
(和訳:パパ、はやく帰ってきて)
「ぼぐ、ぼぐ…、さむしーからぁぁあああ」
(和訳:僕、僕、さみしいから)
いや~ウケました。
特に「さむしー」ってところがおもしろすぎ(笑)。
ウチノ奥さんも、この部分にウケまくってたみたいです。
ま~、なんにしても嬉しいもんではないですか。
子どもからこんなラブコールを頂けるとは。
父親冥利につきるってモンですな。
これが女の子だったら、一体ど~なっちゃうんでしょうかね?
ま、そんなこんなで、なんか、ちょっと
ママに勝ったな。
って、かんじでへろへろになりながら、お家へ帰ったんです。
でも、案外帰ってみたら、お兄ちゃんは平然としてたりして(笑)。
さっきの絶叫は一体ナンだったの!?
でも、まぁ、とうぜん、子どもの相手なんてしてあげられず、そのまま、布団へ
撃沈。
布団の中でくたばっておりましたところ、ウチノ奥さんが、スポーツドリンクを
持ってきてくれたのです。
ああ、有難し。
「ありがとう。」
と、それだけ言ったのですが、そのあと、すぐに、上のボウズがやってきましてね。
「ぱぱ、 まま、ぱぱのおくすりつくってくれたよ。」
「ありがとうって、ゆってくだしゃい。」
いや~、えらい(笑)。
なんてデキた坊ちゃんなんでしょ。
(ま、もうすでにお礼は言ったあとなんだけど。)
その調子で、「保育園のうわっぱりキルノヤダ!!」とか、「保育園のグランド用の
おくつイヤ!!」とかいって、普通の靴を砂だらけ、ドロだらけにして帰ってくるのを
ヤメてくれたら、もっとママ喜ぶとおもうんだけどなぁ。
デキてるんだか、ワガママなんだかよくわからん男です(汗)。
(ヘンなことろだけ、妙に律義なんですよねぇ??)