先日、丁度、夕飯時にお客さまが見えられたのです。

当然、お店は閉めた後のことなのですが、いつもお世話になってる取引先の方から
私の携帯に連絡がありまして。

「スミマセン、お食事の時間帯ですよね？」
「ちょっと用事があるので、少しだけお寄りさせて頂きたいのですが。」

と、こういう事なのです。
用件は、ま、ある品物を私が受け取るだけで済むものだったのです。

「もう、すぐそこ2～3分のところまで来ています。すぐ済みますので、お願いします。」

と言われましてね。
晩ご飯はまだ半分と少しまでしか食べていなかったのですが、箸をおいてダイニング
を離れたわけです。
本当なら、食事の途中に席を立つのはちょっとマナー的にマズいとは思うのですが、
事情が事情ですので。

で、まぁ、お取引先の方との用事は5分ほどで済んだわけなんです。
それから、ダイニングに戻ってきたんですよ。
さ～て、ご飯の続きを食べようかな～、大好物の秋刀魚だもんね～♪、なんてですね。

って、あれ？

あれあれ？

あれあれあれ？

あれれれれれれれ～？

いや、これ、ちょっと、皆さん、落ち着いてくださいよ。
ほんの5分ほど前までですね。
ダイニングテーブルの上には、半分弱ほど私の晩御飯が食べかけになっていたはず。

それが、ですね。
目の前のテーブルの上には、

皿すら無いけど、どうする？

「ん？わずか5分間で目か脳みそがヘンになったのか、ご飯が見当たらないんだけど。」

って、奥さんに言ってみたんですよ。
そしたら、奥さん

大爆笑

「いや～、ごめんごめん。」
「私が、食べておいてあげましたから。」

あ”？

って、ちきしょ～！！

わたしのサンマかえせぇ～！！！

いや、ホント、ふつ～にボソッと途方もないこと言ってくれちゃうモンですから
ギョウテンしましたです。

以下、ウチの奥さんのコメント（ま、言い訳とも言いますがね）

「いや、ほら、遅くなっちゃうのかな～と思ったものだから。ほら、今日のご飯は冷めたら美味しくなくなっちゃうわけだし。わかる？それに、私、この子に私の分のご飯もほとんど食べられちゃって全然ご飯食べれなかったもんだから、ちょうどよかったというかなんていうか。魚的にも美味しいうちに食べてもらいたがっていたと思うし、合理的に考えて無駄のないように、なんていうの？ウチは貧しい家庭なわけでしょ？やっぱり、世の中のながれ的にそいうものだと思うんです。だって、食べ物をムダにするわけにはいかないわけだし、世界各地の恵まれない人々は毎日食べるものが不足して･･･」

って、まぁ、最後の方はなんか、もう、聞いててフラフラしてきて何言ってたのか
覚えてないので、私が勝手に付け足してみたんですけどｗ。

ま、とにかく、理由になってるような、なってないような事を言われてですね。

え～、なんか、要するにですね。
ウチの坊ちゃんがこの日ばかりは自分のご飯ではなく、ママのご飯を横取りして
食べてしまった為、私の晩御飯は私の知らないうちに終了しておりましたと、
こういう事でござります。

で、夜更けにどうにもおなかが空いてきたので、よせばいいのに、ちょこっとおやつ
を食べてと。
そいで翌朝、胸焼けに苦しむと。
こんな感じで、ごくごく自然なながれでステキな目覚めを迎えることができました～。
ほんと、アリガトな（激)。

･･･。

それで、まぁ、この出来事をふまえて、ですね。
ちょっと、発見したことがございましてね。
今回の出来事を順序だてて考えてみたのです。

①私の晩御飯は、ウチの奥さんが食べました。
　　　　　　　　↓
②ウチの奥さんの晩御飯は、ウチの坊ちゃんが食べました。
　　　　　　　　↓
③ウチの坊ちゃんが食べ残した坊ちゃん用の晩御飯（少量しかない）は私が食べました。

これ、よく見てくださいね。
これぞ、世紀の大発見！！
名づけて･･･、

家庭内食物連鎖　
（あれ？ちょっと間違ってますか？）

ど～ですか。
自然界の食物連鎖の法則が、そのまま家庭にも当てはまってしまうではないですか！！
（って、この中でいくと、私の役目は「分解者」にあたる気が･･･（汗））

という事で、
見てて下さいよ～！！
この発見を近々「ネイチャー」とか、「サイエンス」あたりにですね、どど～んと、
発表しようと企んでおる次第なのです！！

･･･って、あ、やっぱりど～でもいいですよね。
･･･はい。
すみませんでした･･･。

（正直、大事な事は「大発見」よりも「晩御飯」だと思いますが、いかがでしょう！？）