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大場養蜂園ブログ

へえ~なお話?

いつもあまり実のナイ内容が多いともっぱらの評判らしいこのブログですが、
今回はちょっとだけ、「へえ~」なお話を書いてみようかと思いまして。

(えと、ホントに「へえ~」と思われるかどうかは保証いたしかねますが・・・)


先日、子供の具合が悪くなったお話を書かせて頂いたと思うのですが、その時に
耳鼻科の先生から教えて頂いたことを書いてみようと思う次第です。


なんか、子供ってカゼひくと、よ~く洟をだすのですが、小児科で診て頂くのも
モチロンいいのですが、特に幼児は「洟」は耳鼻科さんで、お掃除して頂かないと
なかなか治まらないそうです。

という事で、「洟」を止めてもらう為と、小児科さんで耳を掃除してもらいなさい
って言われた為、耳鼻科さんへ連れて行ったのです。


小児科さんで

「耳アカが詰まってるから耳鼻科さんで掃除してもらってください」

って言われた時、ウチの奥さん、すっごい恥ずかしかったらしくてですね。
なんか、

全 然 子 供 の 耳 掃 除 を し て あ げ て い な い 母 親

みたいなカンジで。

「もう、カッコ悪かったよ~」

みたいな事言ってたんですよ。
で、いざ耳鼻科さんへというタイミングで、妻はお店の仕込みとかで忙しいから
私が連れて行くハメに。

いやいや、私もそれ程ヒマなわけではないんですけど。

・・・って言いたいところなのですが、もうすぐ蜂蜜採取が始まったら、本気で育児は
妻に頼りっきりになるのは火を見るより明らかです。
ここは、黙って私が連れて行きます。
先生に

「耳掃除してもらえと小児科で言われてしまいました。」

って、なんか、一番カッコ悪い所はこちらで担当するのな。
O~K~。
分かりました。
息子の為なら何でもしまっせ。
四の五の言わずに行って参ります。


で、問題の耳鼻科にて。
勇気を振り絞って、先生に耳掃除をお願いしたんですよ。
そしたら、耳に特殊な筒みたいのをちょこんといれて、ほそ~い管の付いた器具で
耳垢を吸いだしたり。

ま~、その間ウチの子、全身全霊、死力を尽くして

暴 れ ま く り 


こちらは必死で看護士さんにも手伝って頂いて子供を羽交い絞めに。
ま~、確かにイヤなんでしょうね。
勝手に耳いじられるのは。
もう少し大きくなったら耳掃除の気持ちよさがわかるのかもしれませんが。

なんか、結構大きめのもコロコロ吸い出されてきまして。
ああ~、気持ちよさそうだな~。
って、私なんかは正直、

「先生、私も掃除してもらえませんですか?」

って、何度言いかけたことか。

ま~、大人から見るとそんな感じなんですけどね、ウチの子はそりゃもう、
死に物狂いで絶叫です。
あんまり、デカイ声でなくので、思わず、

「男の子のクセして泣いたらイカン!!」
「泣いていいのは親の葬式だ~け~。」

って、言ったら先生、看護士さんに失笑されてしまいました(汗)。

そいでも泣き止まないので、

「はいはい、わかった、わかった、


 人生は悲しい事だらけだものね


 よ~く知ってるよ・・・。」

って、言ってしもうたのですが、またもや、

失 笑 の さ ざ 波 が 起 こ り ま し た (汗) 。


マズイです。
もしかしたら、ネジが1~2本足りていないオトウサンと思われているかも
です(滝汗)。


で、そんなこんなで掃除をして頂いていた時にですね、

先「耳掃除、お家でしてたの?」

って、先生に言われてしまいましてですね。
ま、カッコつけてもしゃーないので、

私「えと、全然って事は無いんですけど、そんなにしてあげてなかったかもです。」

って、答えたんです。
そしたらね、

先「ふ~ん、綿棒を使われたんですね」

って。


んで、耳掃除が終わった後に衝撃的な一言が。

あ、ここから、いよいよです。
「へえ~」ボタンを押す準備はよろしいですか?


・・・それでは先生の驚愕の一言!!!


「ん、人間は耳アカ取る必要ないんですよ」


「へえ~」×20

って、ちょっと、待ってくださいよ。
耳掃除って、アレじゃないですか、耳とか痒く感じたときとか最高じゃないですか。
カミングアウトしてしまいますと、やりすぎて耳から血が出てきてオタ付いた事も
なんどかある位な勢いではないですか。


それが、

 ム    ダ

って、一体どういうことですか!!
人生のどれだけの時間を耳掃除に費やしたか分からんですけど、激しく損した気が
して仕方ないじゃないですか!!


先「もともと人間の耳は耳垢自然に排出する創りになってます。」
  「耳掻きはハッキリ言ってただの自己満足なんですよね。」

グハッ!!
かなり、致命傷に近いダメージを受けてしまいました。
自己満足なんですって凹。
ま、ウチの奥さん的には一生懸命耳掃除してあげてた事が裏目に出たって事で、
彼女の名誉は保たれた形にはなりますが。

で、今回のウチの子の場合、しなくて良い耳掃除を「綿棒」で行ったため、
耳垢を耳の奥に詰めてしまったという事らしいのです。
今回のウチの子のケースのように耳掃除をしなくてはいけない患者さんはモチロン
いるそうですが、基本的に耳掃除は必要ない行為だそうです。

私「いや~、耳掃除ってもっとマメニしてあげないとイカンのかと思ってました。」

っていったら、今度は看護士さんが笑顔でおっしゃいました。


「育児書にも載ってるんですよ~♪」

・・・もうね、ホント穴があったら入りたいとはこの事か!!
って、そんな気分でしたよ。

・・・息子よ申し訳なし。
もうちとトウチャン、カアチャン勉強致します。

(ま、それでも、ワタクシ耳掻きはやめれませんけどね)