先日の事なのですが。
週に一度通わせて頂いているテニススクールで、いつも一緒に
受講しているお仲間の一人が、高校が一緒だった事が判明しまして。
本日は、そこでふと思い出したはるか昔の私の高校時代のお話を少々。
私の母校は本店(=実家)がある新庄から北にざっと4Km程で、毎日毎日
自転車をこいで通学しておりました。
当時は、結構何もないエリアで、新庄から行くと、国道8号線を渡った先は、
田んぼだらけで運送会社さんが1件あった位で、あとは、ほぼ遮蔽物がない
4車線道路が真っすぐに2km伸び、そのつきあたりすぐに高校がありました。
(本当に真っすぐなので、頻繁に速度超過の取り締まりが。車の方はご注意!)
風の強い日など、こいでもこいでも自転車が進まず、台風の日なんて、もう...。
(まぁ、風に恵まれ、2km全くこがずに自転車が走る日も稀にありましたが)
まぁ、そんな学校でしたが、高校生活は非常に楽しいものでした。
校則はゆるゆる(髪は染める、パーマ、長髪、以外はな~にも言われず)。
先生方は、お話の分かってくださる方が多い。
そして何より、面白い同級生が多かった!
私の勝手な感覚ですが、男子に限っては、
とっても真面目、大人しめな生徒 ... 約3割
穏やかな生徒 ... 約2~3割
面白い生徒 ... 約5割!
な感じでした(女子は真面目な方が多かったような...)。
今も昔も当番で日直というものがありますが、日直の日の最後の仕事は、
日直のノートを記入しますが、最後に一日の感想を書く欄がありました。
Aさん「今日は体育大会に向けての話し合いがあり~」
Bくん「今日は定期テスト初日。クラス全員、明日以降も気を引き締め~」
と、みなそれぞれ、真面目に書いているのを見ておりましたら、そのうち...、
Cくん「きょうは、いい天気だ!」
何の感想なんだ(笑)!
Dくん「ああ、今日は、あたたかい。」
ふざけてるでしょ(笑)!!
と、こういうの平気で書いて先生に提出しちゃう人達がおられました。
(先生も笑ってみて下さっていました(笑))
また、遅刻すると、「入室許可書」なる物を提出しないと、教室に
入れてもらえない掟がありまして、電車や、バスが遅れての遅刻でも
必ず提出しなければなりませんでした。
これ、当然、時間や最も重要な「遅刻した理由」を書く欄がありまして。
交通機関の遅れなどはいいのですが、自転車組としては、どうしても、
「朝起きるのが遅く、遅刻しました。今後は、気を付けます。」
とか、記入することになるわけで。
ある日の事、体型、性格ともどっしりした同級生が遅刻しまして。
先生「おい、M山、もう授業始まってるぞ!はやく入室許可書出せ!」
とか言われておりました。
M山くん「あ~、え~、どうしよ~かなぁ~、どう書こうかなぁ~。」
と、かりかりとペンを走らせた後、授業している先生に提出しました。
すると、それを受け取った先生、入室許可書を一瞥するや否や、
先生「お!おいっ!!M山!おまえ!な、なんだこれっ!!
理由、 自 転 車 が 遅 か っ た
って、おまえ!ふざけるなぁ(#^◇^)/!!」
この時は数学担当の結構年配の先生でしたが、笑って叱ってました(笑)。
こんな同級生がごろごろいて本当に楽しい高校生活でございました。
という事で今更ながら、同級生みんなに感謝!