で、今回はそろそろ時効だろうということで、とあるイベントに出展したときの
事件について書いてみようかと思います。

数年前に、あるイベントに出展させていただいた時の事なんですが。
それほど、大きなイベントというわけでもなかったのですけど、その分、良い点も
あったりしましてね。
なんというか、小回りが効くといいますかね。

普通はお昼休憩とかは各出展業者で交代要員を用意して休憩をとるか、人員不足の
業者さんは、ま、

　休憩ナシ　＝　メシぬき　

と、まぁ、こんな具合なんですけどね。
そのイベントは、本当に交代要員がいない業者さんに、主催者サイドがちょこっとだけ
交代して店番をしてくれるという、なんと言いますかね。
非常に出展業者にやさしいイベントだったりしたわけなんですよね。

で、そんな時にですね。
本気で　　想　　定　　外　　の事件が発生したんですよ。

事の始まりはですね。
ウチのお隣の業者さんが、お昼休憩に行きたいからと、主催者側に交代の人員を
お願いしていた事だったのですよ。

お隣のブースの業者さんから

「ちょっとだけ、行って来ますわ。一応交代来てくれるんですが、何かあったら、
　よろしくお願いします。」

って、言われましてね。
んで、主催者サイドのハッピを来たおねいさんが交代でいらっしゃってですね。
ま、業者さんと交代で、そのハッピおねいさんが、ウチのお隣で店番をはじめた
という事なんですよ。

ま、ここまでは、普通というか、なかなか助け合い精神溢れるほのぼのとした
流れだったんですけどね･･･。

このハッピおねいさんなんですがね。
う～ん、真面目というかなんというか。
この場、非常に　　マ　　ズ　　い　　事に、

すごくイイ人だったんですよ。

って、
ん？
何の問題があるの？
って、そう思われるのもムリはないんですよ。
いや、ホント。

なんか、本当にイイ人でね。
ハッキリ言ったら、「自分には関係ない出展業者のメシ交代」ではないですか。
それでもですよ、手をぬかないんですよ。
私も、

おぉ、わずか20分間だけのピンチヒッターなのにがんばるねぇ～。

って、そう、思ってみてたんですよ。
ええ、ほんと、一生懸命に頑張ってたんですよ。

「いらっしゃいませ～！！○○はいかがですか～！！」

ってな具合でね、
かなり、大きな声でお客さんに声掛けしてたんですよね。

うん、元気があってよろしい！！
普通ならこういう風になるところですよね。
イノキ氏も言ってます、

「元気があればナンでもできる！！」

と。

ところが、そんなイノキ氏もギョウテンの事態が発生します。

「ウ　ル　サ　イ（激）」

って、クレームがきちゃったんですよ～（涙)。

しかも、お客さんからではなく、他の出展業者のオバさんから。

え～、ナニソレ。
こんな頑張ってんのにそりゃナイんぢゃな～い！？
って、私は思ったんですよ。

で、あんまり詳しく聞こえなかったんですけど、そのクレームを言ってきた
オバさんの言い分なんですが、

「うるさくて、接客中にお客さんと会話できないでしょ。」
「もっと、大人しく、周りに迷惑掛けないように気をつかって！！」

みたいな事言ってこられたようなんですよね。
それも、大～分、激しめに。

ま、その気持ちは全く分からんという事もないんですがね。
でも、よその業者さんのブースのまん前でジャマになるような事したのなら
いざしらず、自分の担当ブースで声掛けして怒られたのでは、商売になりません。
うるさいって言われても、拡声器を使ってるわけでもないのですしね。
なにより、隣の私は

「頑張ってるな～」

程度で、「うるさい」なんて、これっぱかしも思えなかったんですよ。

で、このクレーム言ってきた方なんですがね。
実は、別のイベント等でも他の業者さんとモメてる（一方的に苦情を言ってる）
所とか、　　何　度　か　　見かけたことがあったんですよ。

ま、そいで、その後、ハッピおねいさんが、なんか元気なくってですね。
ちょっと、なんか、カワイソウなくらいのオ～ラが漂いだしてたりして。

そんな雰囲気だったので、以前に目撃したことも踏まえて、お隣のハッピおねいさんに

「気にする事ないですよ、私あの方が他でもモメてるの何度か見てるし、なにより
　アナタは間違った事はしてないから」

って、そんなカンジの事を言ってみたんですよ。
ま、なんか、気にせず元気だしていきましょうよ！！みたいなね。

そっしたら、こっから本格的に予想外（汗)。

あれ？
あれあれ？

なんか、「ハイ」って返事したあとですね、
うつむいてると思ったハッピおねいさん･･･。

泣いてるんですけど！！

うそだろ～！！

しかも、目頭を押さえて･･･、

走り去っちゃったぞ！！

イヤイヤイヤ、どこ行くんすか～～～（汗)！！

脱走ですか～！！

って、まさしく茫然自失。

本気でなにが起こったのか理解するのにちょびっと時間がかかってしまいました（汗)。
おかげで、ちょっとだけでしたが、自分トコの店だけでなく、お隣の業者さんの
ところの店番までするハメに。

で、しばらくしたら、イベント主催者サイドの男性係員が私のトコへ来るわけ
ですよ。

「あれ？なんか、問題でもありましたか？」

って、オィオィ、なんか、ワタクシ、　事　情　聴　取　されてるよ～～！！

いや、ほんと、

泣　き　た　い　の　は　オ　イ　ラ　の　ほ　う　だ　よ　！！

まぁ、ね。
事情を話して、一応私の無実ははらしてきたんですけどね。
ホントのサプライズはこの後に待ち構えてたりして･･･。

ウチに帰って妻に事の顛末をはなしたんですよね。
そしたら、かなり仰天の展開が待ち構えてました！！
すっごい勢いで

怒られた　　　（汗)。

「　泣　か　し　た　の　は　オ　マ　エ　だ　っ　っ　っ　！！　」

って、そ～なのぉ～！？

「　女　心　が　分　か　っ　て　な　い　い　ぃ　ぃ　ぃ　っ　！！　」

･･･そんなの、わっかんね～っすよ（泣）。

だって、ワタクシ男ですから。

（いや、ほんとに私がＡ級戦犯なの？何も悪い事してないと思うんですけど･･･。）